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ニューヨークでノンビリしちゃお

楽あらば苦あり

DCでは1日目に3組の御家族と夕食、2日目にDC初の夫と観光、3日目に友達御家族の御好意で(ありがと-)Shenandoah国立公園連れて行って頂き本当に内容盛りの楽しい旅となりました。皆に感謝の気持ちで一杯です。が、旅の終盤帰りのバスの中で事件発生…!!

破格値が魅力のチャイナタウンバス。子連れでない私が飛びつかない訳はありません(→分かり易くてすいません…)。走行中の屋根が飛んだ(!)/4時間遅延した/急ブレーキで事故に遇ったなどと笑えない悪い噂も耳にしていたものの、BOSTON&DC各1回利用して問題無かったので事故ばかりは運よね~と認識する程度でした。でも、その"笑えない"が私達の身に起きたのです…。

NYまで残り40分程の場所、これまで快調に飛ばしてきたバスが高速道路上で突然の減速そして終いにストップ。訝しく思うも運転手からの説明は無く、車内も真暗なままなので、時間調整だろう程度に思っていました。が、程なくして運転手は扉を開放し戸外に出て携帯で話し込み始め、バスの側面を叩いたり何やら始めます。そのまま時は経過し開かれた扉からの冷気に寝ていた乗客も徐々に目を覚まします。しかし、みんな怪訝に感じつつも状況が全く把握出来ません。チャイナタウンバスでありながら乗客の多くが中国人ではないので運転手との意思疎通がままならないのです。運転手はやがて車内⇔車外を行き来し始め、時に怒鳴り声をあげ興奮気味。さすがにもう誰もが時間調整でない事を感じていました。そんな矢先に警察がやってきて運転手に職質を開始。状況が状況なだけに、薬を違法に運んでいて摘発!?爆発予告!?運転手によるハイジャック!?と不安はドンドン高まります。ストップから既に45分以上経過し乗客の不安やイライラは既にピークに達していました!!

そんな中、マンダリンを話す中国人が福建語を話していた運転手にマンダリンは話せるかと質問。幸いにも片言ながら話せた事から伝言ゲームのように状況が判明しました(←もはや中国国内で遭難事故にあった外国人な集団の私達~笑!)。1.故障原因は電気系統 2.1便後のバスにピックアップ要請をかけたが伝達ミスで既通過 3.次のバスが来るまで更に待つ必要がある 4.そのバスに現乗客の全てを乗せるキャパは無い 5.コンパートメントのロック解除が叶わず荷物は明日取りに来て欲しい(運転手の電話は本部修理担当者とのものだった模様) 6.警察の職質は高速道路上に大型バスが停車しているのを不審に思ったため

今まで1時間近く放置された上のこの始末に多くの乗客から不満が爆発(夏時間が終了した当日なので既に実質真夜中0時過ぎ)。85歳の母にこれ以上の無理は…、公演用の楽器が…、法廷文書一式が…、と皆それぞれ頭を抱えていました。しかも、次バスとの連絡は本当に確実か?一体何時の便に乗れるのか?荷物は果たして本当に明日受け取れるのか?考えれば考えるほど気分も重く暗くなります…、泣。。

待つこと数十分、救出バス(勝手に命名!)が到着し、幸いにも途上国旅行時に身についていた"バス乗車時は全て車内持込厳守!!"が役立っていた私達は無事1台目に乗車出来ました。荷物の事が気になるのか多くの人が残った為です(気持ちはとても分かる!)。。マンハッタンに戻って来れたのは予定時刻に遅れること2時間15分。旅の疲れも加わり心身共にフラフラでした。無事に自宅に着いた時はフゥ~と汗なんてかいていないけど拭いたくなる位に安心しました!それにしても"笑えない"は突然訪れますね。日本に帰ったら各種保険にもちゃんと加入しないと何て事まで思っちゃいました、笑。悪い運はこれで沢山使ったから明日以降は沢山の良い事がありますように~(←転んでも唯では起きないゲンキンなやつ)☆
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by hapyhappy | 2007-11-07 07:44 | 近郊旅行記
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期限付き1年半のNY生活。これまでに無いってくらい楽しんじゃいます☆

by hapyhappy
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